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『FACT FULNESS』:書評

 

 

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ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング/アンナ・ロスリング・ロンランド(著)

上杉周作さん/関美和さん(訳)

『FACT FULNESS』(ファクトフルネス)を読みましたので、感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

突然ですが問題です。

 

 

世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年間でどう変わったでしょう?

 

A・約2倍になった

B・あまり変わっていない

C・半分になった

 

 

 

 

 

正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

Cの半分になったです。

 

 

どうでしたか?

当たりましたか?

 

もし外れたとしても、心配しないで大丈夫です。

 

なんとこの問題、どんなに優秀な人でも間違える問題だそうです。

 

このような世界の事実に関する質問が『FACT FULNESS』には13個あり

2017年に14ヶ国・1万2千人に行ったオンラインアンケートの結果は

なんと平均正解数は12問中たったの2問だけでした。(1問だけ省いているのは、本を読めば分かります)

 

この1万2千人の中には、さまざまな国の、医学生・教師・大学教授・科学者・銀行員・企業の役員・ジャーナリスト・活動家・政治家が入っており、一般の人からすると、優秀と言われる人たちでさえ間違えてしまう問題です。

 

これを比喩して、本の中では『チンパンジーですら正解率は33%になる』と書かれており、どんなに優秀な人でもチンパンジー以下なのだ。

 

つまり冒頭の問題に不正解だった人は、チンパンジーにすら劣るのだ。

 

でも安心してください。

間違えたのはあなただけではない。

世界中の優秀な人だって間違えているのだし

そもそも僕も間違えたのでチンパンジー以下ですごめんなさい。

 

つまり何が言いたいのかというと

 

 

 

僕らはあまりに世界の事実を知らなすぎるということ。

 

 

僕らが日頃目にしている情報は本当に正しいのだろうか?

今朝見たニュースは本当のことを言っていたのだろうか?

スマホニュースで見た世界の情報は、どのデータを基に書かれているのだろうか?

 

 

人は自分の都合よく事実を解釈してしまい納得してしまう生き物です。

 

そんな思い込みだけで生きていては、世界の本当の事実を知ることは出来ません。

 

『FACT FULNESS』を読んでそのことに気付かされました。

 

この本は、すべての物事においてデータ化・数値化されています。

数字が全てでは無いですが、事実であることには間違えは無く、否定することはできない。

 

思い込みとは本能。

その本能をどう抑えて、世界の事実と向き合えばいいのかを学べる最高の本だと感じました。

 

なかなか読み応えのある厚い本なので、全てのデータと数字を記憶するのは難しいと思います。

でも、記憶するための本ではなく気づきを感じるための本だなと、僕は思いました。

 

そして何より、著者のハンス・ロスリングの情熱には感動すら覚えます。

本当に世界を救いたいと頑張られた素晴らしい人です。

 

ぜひ、皆さんにも『世界の事実』を知ってもらいたいです。

僕たちはあまりにも世界を知らなすぎる。

 

 

 

最後に、また問題です。

 

現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょうか?

 

A・20%

B・40%

C・60%

 

 

 

 

正解は・・・

 

 

 

 

 

 

ぜひ『FACT FULNESS』を手に取りお読みください!

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

  • 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: 単行本
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